2009/04/14

できるかな?

基本的に丸い形であれば、ロクロでパッと作る。
あまり巨大でない限り、ロクロが早くて、より正円に近くなるから。
丸じゃなくて、ある程度の高さがあったら?
これは手びねり。
手びねりなら、ほとんどの形が作れる。
できないものはない、と言いきれるくらい。
タタラ板を使うこともあるが、あまり背の高いモノはできない。
土を引き延ばすのにも、限界がある。

さて、そんな思考で、丸くないモノを作るので、手びねりで作り始めた。
角度が強すぎて、倒れてしまい、途中で断念する。
「〇〇〇を作ろうとしたんですが・・」
『タタラ板は?』
と異口同音に言われる。
確かに板を張り合わせて、削れば、その形にはなる。
けれども、ちょっと考えてみると、合わせられない。
紙のように厚みが全くなければ、ピタリと合う。
タタラ板というくらいだから、ある程度厚みがある。
この厚みがジャマをして、思考を中断させる。
CADまで使って、設計を試みるが、精密にすればするほど、整合がとれなくなる。
板を傾ければ、当然角度が発生して、その角度が思考を止める。
その角度は、全てに影響を及ぼして、考えるのをやめた。

案ずるより産むが安し。
作りながら考えた方が良さそうだ。
見切り発車。

ナニができるのか。
あと二ヵ月。

は。

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