養老猛先生の「バカの壁」を読んでいないのでわからないが、
似たような内容かもしれない。
あとで読もう。
カゼの季節になった。
勤務先では、自分の周りに、鼻風邪、のど風邪、腹風邪、仮病、すべている。
自分だけは、その気配もない。
肩こり、背中こり、だけだ。寒いと血行が悪くなる。
よくよく考えてみると、今年はあまり風邪をひかなかった。
1月にウィルス性の腸炎、いわゆる腹風邪になったきりだ。
ものすごく寒い日に、一日外にいて、腹にきた。
それ以外は、熱も出なければ、喉も痛くならなかった。
昔から言われている「バカは風邪をひかない」のバカは、
勉強ができないとか、頭の回転がゆっくりしている、
ということではないのではないか、と最近思うようになってきた。
自分には、そういう所が多分にあるが・・・。
何かに夢中になっていたり、集中していたり、
そういう状態のことを言うのだと思う。
そう考えると、いまは確実に「バカ」である。
そういう状態だと、
風邪のウィルスが自然と逃げていくのか、
跳ね返すのか、
気づかないのか、
とにかく風邪をひかない。
例えば、大事な試験があるとき、
一生懸命勉強をしている時は、まず風邪をひかない。
試験が終わると、気が抜けて風邪をひく。
大イベントでも同じである。
楽しみにしていると、まず風邪をひかない。
だけど、それが終わると、おもしろいように風邪をひく。
それが、イヤだなと思っていると、おもしろいように、その前に風邪をひく。
電車の中で、近くの人がセキをしているのを、イヤだなぁと思っていると、
たいてい風邪をもらう。
集中して本を読んでいたりすると、周りでセキをしていても気にならない。
風邪をひく、というのは、それだけ集中していない、ってことなのかもしれない。
風邪をひきたくないなぁ、と言っている時点で、集中していないのかもしれない。
全く別の次元になるかもしれないが、体に起こることで、
会社にいる時は、
1〜2時間おきにトイレに行くのに、
陶芸をしている時は、
朝10時に教室へ来て、夕方4時に帰るまで、一度も行かないことがある。
それでも、なぜか腹は減る。
まだ集中力が足りんのか。
ウィルスが逃げていくのか、
気づかないのか、
はたまた潜伏期間が長くなるのか、
それとも、喜怒哀楽と関係があるのか、
正解はどれなのかわからない。
けれども、いまは確実に「陶芸バカ」である。
少なくとも、この半年はバカの境界線を越えている。
仮説が正しければ、
このあと半年くらいは、風邪をひかないはず。
その先は、気が抜けてダメでしょうねぇ。
は。
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