2008/12/12

バカの境界線

養老猛先生の「バカの壁」を読んでいないのでわからないが、
似たような内容かもしれない。
あとで読もう。

カゼの季節になった。
勤務先では、自分の周りに、鼻風邪、のど風邪、腹風邪、仮病、すべている。
自分だけは、その気配もない。
肩こり、背中こり、だけだ。寒いと血行が悪くなる。
よくよく考えてみると、今年はあまり風邪をひかなかった。
1月にウィルス性の腸炎、いわゆる腹風邪になったきりだ。
ものすごく寒い日に、一日外にいて、腹にきた。
それ以外は、熱も出なければ、喉も痛くならなかった。

昔から言われている「バカは風邪をひかない」のバカは、
勉強ができないとか、頭の回転がゆっくりしている、
ということではないのではないか、と最近思うようになってきた。
自分には、そういう所が多分にあるが・・・。
何かに夢中になっていたり、集中していたり、
そういう状態のことを言うのだと思う。
そう考えると、いまは確実に「バカ」である。
そういう状態だと、
風邪のウィルスが自然と逃げていくのか、
跳ね返すのか、
気づかないのか、
とにかく風邪をひかない。
例えば、大事な試験があるとき、
一生懸命勉強をしている時は、まず風邪をひかない。
試験が終わると、気が抜けて風邪をひく。
大イベントでも同じである。
楽しみにしていると、まず風邪をひかない。
だけど、それが終わると、おもしろいように風邪をひく。
それが、イヤだなと思っていると、おもしろいように、その前に風邪をひく。

電車の中で、近くの人がセキをしているのを、イヤだなぁと思っていると、
たいてい風邪をもらう。
集中して本を読んでいたりすると、周りでセキをしていても気にならない。
風邪をひく、というのは、それだけ集中していない、ってことなのかもしれない。
風邪をひきたくないなぁ、と言っている時点で、集中していないのかもしれない。

全く別の次元になるかもしれないが、体に起こることで、
会社にいる時は、
1〜2時間おきにトイレに行くのに、
陶芸をしている時は、
朝10時に教室へ来て、夕方4時に帰るまで、一度も行かないことがある。
それでも、なぜか腹は減る。
まだ集中力が足りんのか。

ウィルスが逃げていくのか、
気づかないのか、
はたまた潜伏期間が長くなるのか、
それとも、喜怒哀楽と関係があるのか、
正解はどれなのかわからない。
けれども、いまは確実に「陶芸バカ」である。
少なくとも、この半年はバカの境界線を越えている。
仮説が正しければ、
このあと半年くらいは、風邪をひかないはず。
その先は、気が抜けてダメでしょうねぇ。

は。

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