2009/08/11

キモチワル

としか表現できない。
この数週間、あることが頭を離れなかった。
最近地震きてないなぁ、きそうだなぁ、何か気持ち悪いなぁ、富士山行くのに富士山噴火とかになったらどうしよう。
である。
日曜の夜に、そこそこの地震があったので安心した矢先、今朝のである。
予知とかではなく、とにかく気持ち悪い。
自分の心が呼び起こしてしまったような・・・
先に言ってたら、予知とか何とか言われたかもしれないが、それも後の祭り。
今朝は地震の前に自然と目が覚めて、あまり雨降らなかったなぁ、昨日みたいに通勤中に大雨にならなければいいなぁ、などと布団の中で思っていたら、ゆーらーゆーらーときた。
大きいなぁとは感じたが、いきなりドカンではなかったので、これがP波で、こっちがS波か、なんて感じながらそのまま動きもせず、震源はそんなに遠くないなぁ、なんて呑気に考えていた。
それから20分くらいしてから、やっと起きてゴハンの釜に火をつけ、洗濯機に洗濯物を放りこみ、風呂で浴槽を洗い、新聞を郵便受けから取り、トイレに入ってから、初めてテレビをつけた。
こんな大きな地震だったのね。

予知つながりで、
気象予報士だと話すと、一時期必ず聞かれることがあった。
地震雲である。
地震と雲につながりがあったら、とっくに気象庁が気付いている。
とにかく、毎日空を見て、毎日気象衛星の雲画像を見て、体に感じないような小さな地震まで観測している人々が、気付かないはずがない。と思う。
少なくとも、変な雲があれば、しばらくは覚えているはず。
役所だから部署が違うと、連係が気になる・・。

緊急地震速報だって、予知ではない。
最初の小さな速い揺れを感じて、後からくる大きな揺れに備えようというもので、震源から離れていれば、何秒かの時間差があるが、ほぼ同時にくる震源地では間に合わない。
揺れて初めて速報が出るのである。
ただ、少しでも多くの人を助けようという意味で、3秒あれば、何かできるだろうと運用が始まった。

地震なんて、ほぼ毎週日本のどこかで起こっているので、今から一週間以内に来る、と言えば、確実に起こる。
それが今回のように大きいものかどうか関係なく、起これば当たり、大きいものであれば大当たり、なだけ。ハズレはない。
今朝のような大きい地震も、この10年で何回あったか。
そんなものなのだ。

台風が来て気圧が下がったから地震が起こった、のだとしたら、なんとなく納得する。
軽くなったはずみで地震のエネルギーが放出された、なら納得できる。
が、まだ何にもわかってないのが現実である。

今朝の地震が東海地震なのかわからないが、震源が浅いのが、なんとなく気になる。
もう一回来なければいいのだが。

は。

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